トロイの遺跡にある木馬とノリノリの中国人
チャナッカレの考古学博物館
ベルガマに行く途中に道端で降ろされました。
ベルガマのオトガル 赤信号の左に見える小さな建物 ほとんど人の気配がありません。
今日はトロイの遺跡に行きました。(入場料20TRY)チャナッカレのドルムシュ・ガラジュ(ガラジュというのはミニバスのターミナルのことをそういうらしいです)からバスに乗って30分ぐらいで遺跡に着きました。(バス代5TRY)
トロイの遺跡には木馬があり、中にも入れます。記念写真も撮ってくれます。(10TRY)
トロイの遺跡自体にはほとんど何もありませんが、観光客は結構来ています。ほとんどはツアー客です。私のように個人で地元のバスを使ってくる人は少ないです。
発掘品の多くはイスタンブールの国立考古学博物館に展示されていますが、貴重な財宝はドイツを経て第二次大戦でロシアに渡りました。
その後チャナッカレの考古学博物館に行きました。(5TRY)
あまり見るものはありませんでした。トロイの遺跡から発掘されたローマ時代の石像が展示されていました。
午後はベルガマに移動しました。市内にメトロバスの支店があったのでベルガマ行きのバスを聞いたら13時45分にあるのでここで待てと言われたので待っていました。(バス代40TRY)
http://www.neredennereye.com/bus-ticket/
ここに出発Çanakkale 到着Izmirと入力すれば、ベルガマ、イズミル方面のバスが出てきます。
待っていると港のフェリー乗り場に連れていかれ、フェリーから降りてきたバスに乗れと言われました。どこかから来たバスはここでお客を積んで、チャナッカレのオトガル、ベルガマを経由して、イズミルへ行く予定のようです。
このバスに乗り、ベルガマに近づいてきた午後6時半頃、突然、ここで降りろと道端で降ろされました。降りたのは私一人です。ベルガマはあっちの方向だと言います。しかし周りに何もないところで降ろされても困りますので、どうするんだと行っても、あっち、あっちというばかりです。しまいには写真の左手に見える建物を指さして、あそこに行けと言って、バスは立ち去ってしまいました。とんでもない人たちです。最初から何か嫌な予感はしていました。というのはこの人たちは英語は全く通じません。バスの中でベルガマのオトガルに着くのか?と聞いても話が全く通じていませんでした。
チャナッカレの支店ではベルガマに行くと聞いたので、チケットを買ったわけですが。
途方に暮れてしまいましたが、何とかしなくてはならないので、とりあえず指さされた建物に行きました。もうすぐ日も暮れます。そこは日本でも郊外によく見られる大規模な家具屋さんでした。とりあえず店の中の人にバスに降ろされたがどうすればいいのか?と聞きました。英語は全く通じません。ですがメトロのチケットを見せたり、ベルガマというと、200mぐらいのところにオトガルがあるからそこに行けと言われました。
降ろされたのはここです。
これでわかりました。つまり、メトロのバスはベルガマのオトガルの近くに私を下ろしたわけです。(オトガルから市内へは7kmあります)あとはオトガルでベルガマ市内行きのバスを待てばいいのです。しかし、私を降ろしたバスの案内人はオトガルについては一言も言いませんでした。それにオトガルからかなり離れています。初めて来た外国人にオトガルの場所がわかるわけがありません。オトガルで降ろすべきです。全く無能でずさんとしかいいようがありません。ベルガマのオトガルに向かって歩いていると市内バスが来て、どこへ行く?と聞いてきたのでベルガマと言うとバスに乗れと言われて、これでようやくベルガマに来ることが出来ました。ベルガマのオトガルもほとんど人の気配がありませんでした。これが日が暮れる前で何とかなったものの、暗くなってから道端で降ろされて、見渡す範囲に唯一と言える店がしまっていたら、どうしようもありません。チャナッカレへは個人で行くのは勧められません。ツアーで行った方がいいです。どこのホテルでもツアーを斡旋してくれます。更に私が混乱したのはipadの地図情報を入れていたのでしたが、これがベルガマが実際の場所と別の場所に示されていました。なぜなのか全くわかりません。
伏線はありました。
https://www.neredennereye.com/en
ここに出発点Çanakkale 到着地Bergamaと入れると、何件かバスはありますが、メトロ社の昼便はありません。
出発点Çanakkale 到着地Izmirとするとメトロ社のバスが13時45分発であります。
私は前日迄に、これは知っていましたが、意味が分かりませんでした。深くも考えませんでした。
当日にメトロの支店でIzmir行きのバスでBergamaに行けると聞いたのでチケットを買いました。
道の途中で降ろされるという説明は一切ありませんでした。
実際のところは、このバスはIzmir行きで、Bergamaのオトガルには止まらない設定なのでしょう。
なにかひっかかる、という感覚は大切にしたほうがいいという教訓になりました。
以上書きましたが、私は怒っているわけではありません。怒りの気持ちは全くありません。個人旅行ではこういうことがあるということです。相手のサービスがこちらが望んでいるレベルに足りないこともしばしばあるということです。大概のことは落ち着いて、行動すれば解決できます。しかし、今回はかなり危険なレベルだと感じました。
トルコの移動経路