デニズリのオトガルを夜9時に出発した夜行バスは朝6時30分にギョレメの町の中心にあるオトガルに到着しました。到着すると丁度、町のあちこちで気球が上がるところでした。天気も快晴です。私はいつもオトガルに到着した時点ですぐにメトロ社の支店を見つけ、次の目的地へのバスを確認してからホテルに向かうようにしています。ネットで調べた通りの返事なら問題ありませんし、もしも違う答えが返ってきたならば、なぜなのかを考える必要があります。今日は早朝だったので昼にまた確認しに来ます。
言葉に関しては、私は基本的に現地の言葉を使うようにしています。といってもそんなに多くの言葉をしゃべれるわけではありません。しかし一応その努力はします。スペインでも南の方に行くと英語はあまり通じません。そんなときはwifiルーターにつないでipadでグーグル検索の翻訳機能で単語を逐次翻訳して見せて意思疎通を図る場合もありました。鉄道での移動中に次の町のことを調べることもできました。しかし、トルコではwifiルーターは使えませんし、バスではwifiも使えません。喫茶店もwifiがないところが多いです。ホテルでもあまり通信状況はよくありません。ときどき途切れることがあります。こちらではあまりトルコ語を調べる余裕もないので英語で通しています。
ギョレメにはあちこちに奇岩が散在しています。そこをくり抜いて住んでいた人々がいるそうです。主にはイスラムの迫害を逃れてきたキリスト教の信者の人々だそうです。中には宗教画が描かれているところもあります。
上の写真の右手の道を20分ぐらい登っていくとギョレメの町が下のように一望できるギョレメパノラマという見晴らし台に出ます。歩かなくてもツアーに参加すれば連れて行ってくれます。
ギョレメは幾筋もの谷の集合地点にあります。このあたりは全体に柔らかい砂岩で形成されていて、かって大地が水流で削られ比較的固い部分が残ってこのような景観が出来上がったものと思われます。
岩をくり抜いてホテルやレストランになっているところもあります。カサ・ミラを思わせるようなホテルもありました。
夕食はレストランで鶏肉のケバブを頼みました。25TRYでした。コーラは6TRYでした。町全体が観光地なので高いです。ヨーロッパもそうでしたが、メインを頼めばパンは無料で出してくれます。この店は焼きたてのパンを出していました。世界3大料理と言われているだけにトルコの料理には少なからず期待していましたが、見た目ほどにはおいしくありません。味が全体に淡泊です。ヨーロッパの食事も、全体においしくありませんでした。ある程度のお金をだせばおいしいものもあるとは思いますが、道でみかけて入るようなところは結構繁盛してるようなところでもあまりおいしいというレベルのものはありませんでした。長期に旅行している場合に気をつけるのは、おなかをこわさないような食事をとることです。必ず十分に火の通ったものを食べるようにしています。そしてある程度味が予想できるものです。食に関しては保守的です。