kenkenの日記:Toujours Gai

I am a targeted individual. 今年1月からヘリコプターに追われています。イギリス発の世界一周中です。

6/23 頤和園~盧溝橋

北京の地図

 

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今日は頤和園に来ました。皇族の離宮です。

地下鉄4号線の西苑で降りて、西へ徒歩10分ほどで頤和園の東の門・東宮門に着きます。チケットは頤和園のすべての建物に入れる共通券を買いました。

(共通券 60元)

 

 

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中に入ると、まず宮廷群があります。最初に仁寿殿があります。皇帝が執務をとったところです。

なお、頤和園のほとんどの建物は第2次アヘン戦争後の1860年に英仏連合軍により破壊されたので、その後に西太后により再建されたものです。その際、莫大な国費を費やしたので、海軍が十分増強できず、1894年の日清戦争の敗北の遠因になったそうです。

清はその後、列強に浸食され弱体化するばかりでした。 

 

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17のアーチがあるので、十七孔橋といわれています。

盧溝橋をまねて作られたそうです。

 

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文昌院に行く道の途中に耶律楚材を祀る祠があります。扉は閉まったままでした。

 

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徳和園です。演劇をしたそうです。

西太后が楽しんだのでしょう。 

 

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玉瀾堂です。光緒帝は西太后に離反したため、ここに閉じ込められたそうです。

戊戌の変法という出来事です。 

 

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湖の北岸は長廊で行き来できるようになっています。 

 

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長廊の西端に石でできた船があります。もちろん動きません。

蓬莱島へ向かう宝船を表しています。 

 

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頤和園のシンボル、仏香閣です。内部には千手観音が安置されています。

今日の天気は一日中、かすみがかかっていました。

空気はそれほど悪くは感じません。

北京は一応、きれいにしようとする努力はみられます。

市民もマナーは悪くはありません。 

 

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蘇州街です。

乾隆帝蘇州を気に入り、人口の蘇州を作ったそうです。 

 

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その後、盧溝橋に行きました。

地下鉄14号線の 大瓦窑駅で降りて、西へ20分ほど歩いて、盧溝橋に行きました。

上の抗日戦争記念公園のバス停が目印です。この右側(北)が記念公園になっています。

さらに、右側(北)に宛平城という城壁に囲まれた町があります。

その中に抗日戦争記念館があります。

 

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宛平城の南側の城壁です。城壁に穴があります。

 

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ということだそうです。

 

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さらに、穴がありました。

 

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ということだそうです。 

 

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ということは、この壁の南側に日本軍の駐屯地があったのでしょうか。

そこは先ほどいった、抗日戦争記念公園になっています。

 

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宛平城の西門から城内に入ります。

抗日戦争記念館に行きましたが、戦後70周年の工事中でした。 

 

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宛平城の西門の西側には盧溝橋があります。

(入場料20元) 

 

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盧溝橋です。

別名マルコ・ポーロ橋です。

 

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東の方を振り返ると、宛平城の西門があります。

 

6/21 八達嶺長城

北京広域地図

 

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今日は八達嶺長城に行きました。朝5時30分に起きました。

地下鉄2号線西直門で降りて、地上に出ると北京北駅があります。

ここに八達嶺駅行きの列車のチケットの専用売り場があります。

(列車代 6元)

 

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始発の6時20分の列車に間に合わなかったので、次の列車にしました。

7時58分だそうです。かなり待つことになります。

地下鉄2号線の西直門の次の駅である积水谭で降りて、徳勝門というところからバスが出ていますので、こちらから行ったほうがいいかもしれません。

時間的には次の列車を待っている間に、八達嶺に着くことができると思います。

 

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7時30分にプラットホームへのゲートが開いたので、みんな猛ダッシュで列車に向かいます。写真を撮っていたら、後ろからぶつかられました。みんな必死です。

 

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早めに並べば、座れます。中は快適です。

和谐号ということは中国版 新幹線なのでしょうか。

これが6元です。

 

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1時間20分ぐらいで八達嶺駅に着きました。

わからなくても、みなさんここで降ります。

快適なので、寝過ごさないようにしましょう。

 

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降りて、東の方向(列車の進行方向と反対側、つまり駅は長城の入口を通り過ぎたところにあります。)に500mほど歩くと長城の入口があります。

なんだか、無料シャトルバスのようなものがありました。みんな乗ってるので、私も乗りました。

長城の山頂付近へ行くロープウェイ乗り場とのシャトルバスのようです。

歩いて登る人も乗れるようです。乗らなくても入口はすぐです。

 

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長城の入口までの間にチケット売り場がありました。40元です。

チケットを買うと2つのチケットをもらいました。

すぐ横の建物に入れと言っているようです。

 

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入ると、そこは記念写真を撮るところでした。張り紙をみると5元と書いてあります。

どちらでもよかったのですが、5元ぐらいなら、と思い写真を撮ってもらいました。

その後、長城到達の記念証書みたいなものを作ってもらいました。大きな写真は40元すると言っているようです。

私は安いのでいいので、5元で記念証書を作ってもらいました。

中国語がわからないのでここへ寄ると20分ぐらいはかかります。

ここは寄っても、寄らなくてもどちらでもいいと思います。

 

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長城への入口です。ここでもチケットは買えます。

 

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八達嶺長城は北の長城へ行く通称・女坂と南の長城へ行く男坂があります。

 

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まず、南の長城に至る男坂へ行きました。こちらはやや急坂になります。

途中に城楼があります。

 

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ほとんどの人は北の女坂のほうへ行きます。

  

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まだ、先はありますが、南七楼で通行止めになっています。

 

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折り返します。

 

 

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八達嶺長城の全貌です。

男坂を下り、左のほうへ行くと、登ってきた入口に戻ります。

そして、向こう側に見えるのが北の城壁に至る女坂です。

北の城壁は向こう側の山頂まで行って、写真の右側の低いほうへ延々続いていきます。

行けるのは写真の中央にかすかに見えるバスの駐車場付近までです。

それでも結構な距離があります。

山頂から元の入口へ降りてきてもいいですし、ロープウェイで降りてもいいですし、スライダーで降りることもできます。

八達嶺駅は写真左の方向になります。画面中央をトンネルをくぐって左側に出ます。

北京は右方向です。

 

 

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北の長城です。左下から登って、山頂まで行って、写真の右中ほどに見えるバスの駐車場まで行くことが出来ます。

 

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北の長城の通称・女坂を登ります。こちらは男坂に比べ多くの人出です。 

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左に緑の屋根が見えるは下り用のスライダーです。バスの駐車場に出ます。

これを利用する人も多いです。

 

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城楼では登る人、下る人で混みあいます。

 

 

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北の城壁を山頂付近から見下ろした形です。

私は右から登ってきて、左のほうに下ります。左の中ほどに駐車場が見えます。

写真右上に見えるのは先ほど登ってきた南の長城です。

 

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山頂です。 

 

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私は元の道へは戻らず、写真右中ほどに見えるバスの駐車場付近に至る城壁を下ります。

長城は写真左上の方向へ続いていきます。 

 

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城壁を下ると、バスの駐車場への階段があります。

まだ、少し城壁を歩けますので、いったんここを通り過ぎます。 

 

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バスの駐車場へ至る道です。土産物屋が並んでいます。

 

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北十二楼で通行止めです。ここで折り返し先ほどのバスの駐車場への階段を下りていきます。

 

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道なりに進むと自然に北京市内へのノンストップ便877番のバス停に着きます。

徳勝門行きです。 

 

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1時間ぐらいで北京市内の徳勝門のバス停に着きました。 

(バス代12元)

 

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バスを降りて、西へ500mほど行くと、地下鉄2号線 积水谭駅があります。 

 

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地下鉄1号線の王府井で降りて、王府井apmという百貨店の5階のさぼてんでトンカツを食べました。(80元)日本円で約1600円ですから、日本で食べるのと変わらないか、やや高いぐらいです。

御飯・味噌汁・キャベツはお替り無料です。味噌汁の具はわかめとなめこでした。 

 

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雰囲気でブルーベリージュースを飲みました。28元です。

よく考えたら日本円で560円ぐらいです。非常に高いです。

こちらの人は普通に買っているようです。

ここ数年で元が上がったのと、日本円が急に下がったのとで北京の物価は日本人にはかなり高く感じます。

 

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回転すしはロンドン、パリ、バンコクにもありましたが、どこでもやや高く感じます。 

 

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吉野家も高く感じます。吉野家はよく見かけます。

こちらの人は普通によく入っています。

 

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うどん屋さんもありました。

 

長城登りは山登りに準じた備えがいります。荷物は極力減らし、パスポート・ガイドブック・自分が必要と思う分の水・パン等の軽食です。

私はコンビニで買った水1.5リットル(3元)とパン一斤(3元)を持参しました。

(食べ物屋は城壁を下ればいくらでもあります。)

体調をベストの状態にしておくのは言うまでもありません。

私は男坂・女坂両方行きましたが、これはかなりきついです。

女坂だけで十分だと思います。

両方行こうと思う人は体調を万全にして、無理をせず、途中十分休憩をとって、一日がかりになることを考慮する必要があります。

所要時間は両方ともに、ゆっくり歩いて1時間半ぐらいです。

 

6/20 故宮

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今日は朝一番に故宮に来ました。中国のニュースで目にするこの天安門をくぐります。
真ん中の橋は皇帝専用です。
なお、地下鉄1号線の天安門東で降り、地上に出るとセキュリティチェックの長い列があります。天安門西で降りるほうがいいです。こちらのセキュリティチェックの列は短いです。

 

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通りを挟んで、天安門の向かい側(南側)は天安門広場です。国旗掲揚代、人民英雄記念碑、毛主席記念堂があります。テレビで目にする人民大会堂は写真左の方向になります。

 

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チケット売り場には何列も人がたくさん並んでいます。たくさんの人、人、人です。
6月から、一日の入場者を8万人に制限したそうです。
(入場料 60元)

 

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太和門です。
故宮は南から入ります。ガイドブックのおすすめコースにしたがって、南の端から一直線に北の端まで向かいます。

 

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太和門を超えると、太和殿があります。故宮の中心的建物です。即位式などが行われます。
ラストエンペラー・溥儀もここで即位しました。3歳の溥儀は即位のときに泣き出したので、父親に、すぐに終わるよ、となだめられたそうです。そして、言葉の通り、清はすぐに滅亡しました。

 

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中央の石段は龍の彫刻が施されています。

 

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屋根の端には走獣という装飾が施されています。太和殿は走獣の数が一番多いそうです。

 

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中和殿を超えると、保和殿があります。乾隆期以降はここで科挙の最終試験である殿試が行われたそうです。小説・蒼穹の昴にそんなシーンがありました。

 

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横の方に大きな甕があります。刀で削られたような跡があります。もとは金メッキがされていて、1900年の義和団事件の際に列強国の兵士に略奪されたそうです。
日本軍は品行方正だったそうです。

 

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保和殿の北側の真ん中の階段には一枚岩の龍の彫刻があります。最大級だそうです。

 

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次に内廷といって、皇帝一家の居住スペースに入ります。乾清宮です。この中に大きな額があり、皇位継承者の名前を記したものを封印して、額の後ろに保存したそうです。太子密建というそうです。

 

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交泰殿です。25個の玉璽が納められています。清朝が25代続くようにとのことです。
25というのは1,3,5,7,9の合計だそうです。1,3,5,7,9は陰陽思想で陽数というそうです。つまり、縁起がいいということらしいです。
オーディオ・ガイドの受け売りです。(オーディオ・ガイド 40元)

 

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坤寧宮です。満州族が信仰するシャーマニズムの神を祀る場所だそうです。

 

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そこから北に行くと、緑の多い御花園という庭園に至ります。その一角に養性斎という建物があります。溥儀がイギリス人教師ジョンストンに英語を学んだ場所だそうです。
一番北まで来ました。
ここから西側の建物を見に行きます。
西六宮といって、六個の建物があります。後宮だそうです。

 

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西太后が住んでいた儲秀宮です。西太后は西側の建物に住んでいたので、その名があります。

 

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翊坤宮です。

 

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太極殿です。

 

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養心殿です。横には書家の作を集めた三希堂があります。
ここから中央を超えて、東側に入ります。

 

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西六宮に対して、中央の東側に六個の建物がある東六宮に行きます。
現在は東六宮は博物館用の建物として使われています。
和宮です。青銅器が展示されていました。

 

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承乾宮です。青銅器が展示されていました。

 

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東六宮のさらに東側に外東路という一画があります。宝物館があります。(この区画別途入場料 10元)
一番南に九龍壁という九匹の龍が描かれている瑠璃装飾の壁があります。
向かって左(東側)から3番目の龍の一番下の腹の部分だけ木製になっています。
製作中に瑠璃片が壊れ、死刑を恐れて、木製に色をつけて、隠蔽したそうです。

 

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北へ行くと皇極殿があります。

 

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暢音閣です。京劇用の舞台だそうです。

 

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暢音閣の向かいにある閲是楼です。西太后はここから暢音閣で行われる京劇を見物したそうです。

ベトナムのフエの王宮を見学した際も、閲是堂というものがありました。演劇をするところでした。王宮の配置も故宮と似ています。
当然でした、フエの王宮はこの故宮を模して、つくられたものだからです。

 

 

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楽寿堂です。
中国最大級の玉の彫刻、大禹 治水図玉山があります。
ここから北へ進むと出口の神武門に向かうことになります。

 

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 神武門で写真展がありました。西太后と溥儀です。

 

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神武門です。出口から出たところです。

 

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出口を出ると、向かい側に景山公園があります。(入場料2元)
ここに楼閣があります。
この頂上からの眺めがいいです。
南に故宮の姿が一望できます。

 

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その後、地下鉄の王府井駅のすぐ近くにある中国銀行に行きました。
ここで200ユーロ(約27778円)を交換しました。
1364元になりました。(約26957円)
自動両替機でした。
土曜日でしたが9時から5時まで営業していました。

 

(中国にいる現在、画像をアップロードはできますが、アップロードした画像をこちらでは確認できない状況です。)

6/19 バンコク→北京

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今日はバンコクから北京に来ました。
世界一周チケットのルールとして最初に決めた旅程を踏襲しなければいけません。
途中を陸路で行って、飛ばすということはできません。
バンコクに入ったならば、バンコクから出て行かなければなりません。
タイ航空のラウンジです。比較的大きかったです。軽食が食べられます。

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機体はBoeing 777-300ERです。

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バンコク時間10時10分バンコク スワンナプーム国際空港発、北京時間15時50分 北京首都国際空港着です。
飛行時間は4時間40分です。
バンコクと北京は1時間の時差があります。
北京に着いた時点で時計の針を1時間進めます。

 

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北京首都国際空港です。第3旅客ターミナルに到着しました。
両替をしようと4階の出発ロビーの中国銀行に行きましたが、5時に閉店していました。
ガイドブックによると中国銀行が公定レートで率がいいそうです。
他の民間は率が悪かったり、手数料が高いそうです。
私はATMでワールドキャッシュカードで200元出しました。率はわかりません。レシートに手数料は記載してありませんでした。中国語・英語の併記の画面表示のどこかにあったかもしれません。

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地下鉄機場線(エアポートエクスプレス)で市内の地下鉄まで移動します。(料金25元 1元=約20円)
30分ぐらいで地下鉄2号線の東直門に着きます。
私は地下鉄で北京駅を目指します。

 

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東直門で2号線に乗り換えます。
液晶画面の2号線を押して、次の画面で北京駅を押します。金額が3元と出ますので、紙幣か硬貨を入れます。私は5元紙幣を入れましたが、何度しても切符が出ません。
故障かもしれません。他の人も出る人や出ない人がいました。
結局、横にいた対面販売のところで切符を買いました。

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北京の地下鉄は時刻表で表示するのでなく、次は何分後に到着するという表示のようです。

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2号線は環状線なのでどちらから行っても行けますが、近い方を選びます。
北京駅は4番目です。
(雑技団のある呼家楼駅は朝陽門駅で6号線に乗り換えて2つ目の駅です。故宮はこの環状線の中心にあります。)

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北京の地下鉄で窓の外に動画の広告が見られました。
こちらは動いているのに窓の外に自然な動画が見られます。
原理は以下のようです。
http://www.itmedia.co.jp/lifestyle/articles/0406/02/news064.html

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マクドナルドのメニューです。セットは30元ぐらいでした。

中国はネットの検閲があります。私のほとんどのブログはみられません。更新ができない状況です。
今までの国でネットの検閲があったのは、フランス・トルコ・ベトナムです。

 

6/17 アユタヤ

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ノーンカーイ駅を定刻に出発した夜行列車は、ほぼ定刻通りの朝4時過ぎにアユタヤ駅に到着しました。

まだ、あたりは暗いので夜が明けるまで駅の構内のベンチに腰掛けて待ちました。

朝7時に駅を出ました。

 

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まっすぐ西へ行くとすぐに渡し船乗り場に着きます。アユタヤは川に挟まれた島状になっています。

駅は島の東にあります。ボートに乗って対岸に渡ります。

(ボート代 5バーツ)

川を渡るとレンタサイクル店が並んでいます。

 

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まず、ワット・マハータートに行きました。

(入場料50バーツ)

マハータートとは仏舎利という意味だそうです。

1767年ビルマ軍の侵略によりアユタヤの町は壊滅的に破壊されたそうです。

ここにおさめられていた仏舎利といわれるものは現在チャオ・サーム・プラヤー国立博物館にあります。

 

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ワット・ラーチャプーラナです。

(入場料50バーツ)

王位継承権争いに敗れた兄弟たちが火葬された場所に建てられた寺院だそうです。

 1958年修復の際に宝物箱が見つかり、チャオ・サーム・プラヤー国立博物館に展示されています。

 

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ワット・プラ・シー・サンペットです。

(入場料50バーツ)

王宮跡の南にあります。復元された模型が展示してありました。

現在は3基の仏塔があるだけで、あとは廃墟です。 

 

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すぐ横にあるウィハーン・プラ・モンコン・ボピットです。

(入場料 無料)

 

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そこから1kmほど西に行くと、ワット・ローカヤスッターがあります。寝仏がありますが、これは復元されたものです。他は廃墟です。

(入場料 無料)

 

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 ワット・プラ・ラームです。 

(入場料 50バーツ)

 

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その後チャオ・サーム・プラヤー国立博物館に行きました。

(入場料150バーツ)

仏像やワット・マハータートやワット・ラーチャプーラナの出土品が展示してありました。

(館内撮影可ですが、ワット・マハータートやワット・ラーチャプーラナの出土品は撮影不可です。)

 

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その後山田長政がいた日本人町跡に行きました。その性質上アユタヤの中心地からは離れています。

日本人町の概要を説明する建物がありますが、特に見るものはありません。

(入場料 50バーツ)

 

アユタヤの遺跡は広大な範囲にありますので、徒歩ですべてを見るのは難しいと思います。レンタサイクルがいいと思います。

 

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15時35分アユタヤ発の列車に乗り、ほぼ定刻の17時10分頃にバンコククルンテープ駅(ワラポーン駅)に着きました。

(3等席 20バーツ、2等席245バーツ)

私は歩き回ってふらふらでしたので、冷房の効いた2等席を買いました。

6/16 ビエンチャン→アユタヤ

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今日は鉄道でビエンチャンからアユタヤに行くことにしました。

前日にホテルの近くの旅行代理店でチケットを買いました。

ホテルからターナーレーン駅までの送迎、

ターナーレーン駅からノーンカーイ駅までのチケット、

ノーンカーイ駅からバンコク駅までのチケット

の全部込の料金がタイバーツで示されていました。

私は一番高い1st classの下段を選びました。

(料金全部込で1650タイバーツ、これが52ドルで、クレジットの支払いを希望したので、2%上乗せがあって、53.56ドルを支払いました。

私はアユタヤで降りますが、料金設定がバンコクまでしかありません。1タイバーツ=3.7円)

一番安い席は1st classの半額ぐらいのようです。

 駅で送迎の運転手から列車のチケットをもらいました。

ターナーレーン駅からノーンカーイ駅までが3等席で20タイバーツ、

ノーンカーイ駅からバンコク駅までが1317タイバーツと示してありました。

駅までの送迎を考えると旅行代理店の請求はまずまず妥当かと思います。

ラオスはタイからの旅行客も多く、ビエンチャンでの支払いはタイバーツやドルでも可能です。

 

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駅に入るとイミグレーションがあります。

スタンプを押してもらいました。1000キープ(約15円)を支払いました。

誰も言ってくれませんので、自分で申し出る必要があります。

 

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前方→後方です。

3等席のみの2両編成です。

ガイドブックには朝・夕あるように書いてありますが、夕のみです。

ターナーレーン駅17時発、ノーンカーイ駅17時15分着です。

 

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後方→前方です。

周りには何もありません。

この鉄道がラオスの唯一の鉄道だそうです。

タイまでは3.5km 15分です。

 

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真ん中の国境の標識です。 

左がタイ側、右がラオス側です。

 

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タイのノーンカーイ駅に着きました。

入国カードを書いて提出です。

料金は発生しません。

 

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パスポートコントロールを抜けて、まっすぐ行って線路を渡り、プラットフォームに立つとそこに18時20分発のバンコク行きの寝台車が待機しています。(右)

左の列車は、今ターナーレーン駅からノーンカーイ駅まで乗ってきた列車です。

 

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ノーンカーイ駅からバンコク駅までの夜行列車です。(前方→後方)

この列車に乗って、アユタヤで途中下車します。

アユタヤはバンコクの北80kmのところにあります。

朝4時頃到着の予定です。(バンコクは朝6時着です。)

 

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ノーンカーイ駅です。

全くの余談ですが、ホテルの階数は今まで訪れた国で、タイとラオスのみ日本と同じでした。

他の国はヨーロッパ式でした。

6/15 ビエンチャン

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今日はビエンチャンの町を歩きました。

パトゥーサイといって戦死者慰霊の門だそうです。

パリの凱旋門を模したそうです。

上まで登れます。(3000キープ 約45円)

 

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その後、タート・ルアンに行きました。仏舎利が納めてある塔だそうです。

(入場料5000キープ 約76円)

 

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その後、ワット・シーサケートに行きました。(入場料5000キープ)

回廊には多くの仏像がありました。小さな壁の穴にも2体ずつの仏像がおさめてありました。

ここは落ち着いた雰囲気でした。

なぜか、ビエンチャンは日本人にはなじみやすく感じます。交通ルールをきちんと守ります。無意味にホーンを鳴らしません。人々も穏やかで慎み深いです。

日本の地方都市といっても、通じるぐらいの親しみ深さを感じます。 

 

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ワット・ホーパケオです。(入場料5000キープですが現在改修中のため、本堂に入れません。周囲から見られるだけですから入場料はとっていません。)

これはラオス語の表現なのかもしれません。

ワット・プラケオと同意です。

プラケオというのはエメラルド仏を表すそうです。

エメラルド仏は数奇な運命をたどり、現在はバンコクのワット・プラケオにあります。

各地を移動したので、ワット・プラケオという名のお寺が各地にあるようです。

 

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ワット・シームーンです。願掛けのお寺だそうです。

多くの 人たちが願掛けに訪れていました。

ここで12時になったので、いったんホテルに戻りました。ビエンチャンの施設は12から13時まで休みになるところが多いです。これを見越して訪れないと同じところに二度足を運ばなければならないことになります。

 

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午後にラオス国立博物館に行きました。(入場料1万キープ 約152円、カメラ持込み料1万キープ)

ラオスの独立に関する展示がありました。 

 

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町のすぐ南をメコン川が流れます。

向こう岸はタイです。狭くなっているところだと泳いで渡れるぐらいです。 

 

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日本が送ったバスだそうです。公共バスとして活躍中です。

首都ビエンチャン市公共バス交通改善計画 - ODAが見える。わかる。